こんにちは!クラスカハウスの増田です。
『中古不動産購入→リノベーション』を考えている方へ、物件探しから工事後のアフターメンテナンスまで、一貫したサービスをご提供させて頂いております。
先日からご紹介させて頂いておりました、大阪市北区のリノベーションマンション。
こちら、築45年ということもあり、よく「これだけ古い建物って大丈夫なん?」と質問を頂くので、今日はそのことについて書かせて頂こうと思います!
※今回「築古」は、1981年6月以前に建築確認を受けたマンション(つまり旧耐震基準のマンション)、という定義で話を進めます。
※大阪市北区リノベーションマンション、過去の紹介ブログはこちらから↓
リノベーション工事前~後
築45年ですが、元々住まわれていた方が少し手を加えられていたようで、工事前も2LDKに改装されておりました。

上は、リノベーション工事前後の間取り図面を並べたものです。
工事後は、2LDK+ウォークインクロゼット+玄関土間となり、各居室部のサイズを調整し、空間の最適配分を図っております。
鉄筋コンクリートの寿命とは?
まずは大前提!
「築古って大丈夫?」の『大丈夫?』の中身は、次の3つに分けることができると思われます。
①耐震性(地震で壊れないか?)
②資産性(価値を保てるのか?)
③寿命 (永く住めるのか?)
今回は①の耐震性について掘り下げて書いていこうと思います。
①耐震性(地震で壊れないか?)
「新耐震・旧耐震って聞くけど何が違うの?新耐震の方が良さそうだけど・・」という方も多いと思います。
超簡単にですが、まとめられている、こちらの表をごらんください。

平たく言うと、旧耐震基準の建物は、震度5強程度に耐えられることを前提に、
新耐震基準の建物は震度6~7程度に耐えられることを前提に建てられているということですね。
では、旧耐震基準のマンションは震度6以上の地震で壊れてしまうのでしょうか?
次のグラフは、東日本大震災・阪神大震災において、
旧耐震マンションor新耐震マンションでどれだけ被害に差が出たか?のグラフをご覧ください。


「ん?思ったほど差なくない??」と感じた方もいらっしゃるかと思います。
どちらにしても、8割以上が「軽微な損傷」ということで、鉄筋コンクリートの建物ってそもそも地震に強いのですね~。
逆に新耐震基準を満たしていても、大きなダメージを受けたマンションもあることがわかります。
地盤や、地震の揺れ方、マンションの形状にもよりますし、
一概に「旧耐震基準だから壊れる!」「新耐震基準だから安心!」という簡単な話ではないのです。

現実の地震に対しての耐性とは、結構不確実なものなのですね~。
耐震性と同じくらい大切な、その建物を維持するために適切な処置を施している、もしくはその予定を立てているかどうか?等の管理状況に関しては、確実にわかりますので、クラスカハウスでお調べし、お伝えすることが可能です!
不確実なことに頭を悩ませすぎず、立地、環境、価格、管理状況等が合格点であれば、理想の暮らし実現に向けて検討して参りましょう!
見学会開催!
1月16日(日)には見学会を開催する予定です!
これからリノベーションを考えている方はもちろん、こちらの物件の購入を検討したい!という方も、ご参加頂けるイベントです。
担当スタッフがお部屋の魅力を存分に語らせて頂きますので、是非、シンプルハウスHPからご予約頂いた上でお越しくださいませ!
物件概要
●物件名:コープ野村扇町
●所在地:大阪市北区天神橋3丁目10-30
●交通:大阪メトロ堺筋線「扇町」徒歩4分、JR大阪環状線「天満」徒歩5分
●階数:12階建て11階部分
●専有面積:66.21㎡
●バルコニー面積:7.86㎡
●建築年月:1976年8月
●価格:3680万円
●権利形態:所有権
●管理費:8400円
●修繕積立金:7600円
●管理方式:全部委託(管理会社 互光建物管理(株))
●広告有効期限:令和4年3月末日