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中古住宅リノベーションと補助金について~先進的窓リノベ事業、こどもエコすまい支援事業~

こんにちは!クラスカハウスの増田です。

中古住宅を買ってリノベーションすることは、自分だけの理想の暮らしを叶える素晴らしいプロジェクトですが、その分動くお金もとっても高額・・。

そんな時、少しでもその負担が軽くなるよう、国の補助金を利用できるケースがあることはご存じでしょうか?

今回は、2023年6月現在において中古住宅のリノベーションで利用できる2つの補助金、「先進的窓リノベ事業」と「こどもエコすまい支援事業」について詳しく見ていきましょう。

「先進的窓リノベ事業」と「こどもエコすまい支援事業」は、ともに住宅のエネルギー効率を向上させるための補助金制度です。

先進的窓リノベ事業

この事業は、既存住宅の窓の断熱性能を向上させることを目指しています。

熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることで、エネルギー価格の高騰への対応(冷暖房費の軽減)、2030年度の家庭部門からのCO2排出量の約7割削減(2013年度比)、2050年のストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保に貢献することを目指しています。

この事業の補助金は、リフォーム工事の発注者(住宅所有者)が受けることができます。

補助対象となる工事は窓の断熱改修で、補助金の上限は工事の内容に応じて一戸あたり5万円から最大200万円までです。

補助金の申請は「窓リノベ事業者」が行います。窓リノベ事業者とは、補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元する事務局に登録された施工業者等を指します。

窓リノベ事業者は、補助金を補助対象者と合意した方法で還元します。

一般的には、補助事業に関する契約代金に充当する方法か、現金で支払う方法が選ばれます。

この事業の補助金の申請対象期間は2022年11月8日から2023年12月31日までで、補助金の交付申請は2023年3月31日から予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)行われます

こどもエコすまい支援事業

“こどもエコすまい支援事業”は、日本の住宅の断熱改修を奨励するための補助金事業であり、その主な目的は、CO2排出量を削減し、エネルギー効率を向上させることです。具体的な詳細は以下のとおりです。

  1. 補助金額: 住宅の断熱改修工事に対する補助金は、一戸当たり5,000円から最大2,000,000円までとなっています(補助上限)。
  2. 対象者: 工事発注者(家庭)は、対象期間内に住宅の断熱改修工事(リフォーム)の契約を結んだ人々です(2023年度)。
  3. 還元方法: 施工業者は、補助対象者と事前に合意した方法で補助金を還元します。還元方法は、補助事業に関する契約代金(最終支払いに限る)に充当する方法、または現金で支払う方法のいずれかとなります。
  4. 対象期間: 工事請負契約締結日は2022年12月1日から2023年12月31日まで、工事着工日は「こどもエコすまい支援事業者」としての登録申請日以降となります。補助金の申請期間は、予算上限に達するまでで、遅くとも2024年1月31日までとなっています。
  5. 補助対象工事:開口部の断熱改修、外壁・屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置、子育て対応改修、防災性向上改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置、リフォーム瑕疵保険などへの加入が、対象工事となります。

【おわりに】

補助金を活用することで、理想の住まいを手に入れるための費用を抑えることができます。

しかし、補助金の申請には専門的な知識や手続きが必要ですので、早めのご相談と申請をお勧めします。

リノベーション会社や不動産会社は、補助金の申請方法やリノベーションの詳細についてのアドバイスを提供できます。

もちろんクラスカハウスでもご相談可能ですので、何かご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。