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中古住宅リノベーションのための、ローン控除と補助金の知識

初めに

こんにちは、クラスカハウスの増田です。

今回のテーマは、中古住宅×リノベーションを検討されている方にむけて、「ローン控除と補助金」についてです。

この記事を通して、中古住宅を購入しリノベーションを検討している皆さんが、補助金やローン控除の情報を得て、リノベーションプロジェクトに役立てていただければ幸いです。

補助金について

2023年現在、中古住宅購入者が利用可能な補助金として以下が挙げられます:

  • こどもエコすまい支援事業:最大60万円(2023年3月下旬から予算が上限に達するまで)
  • 先進的窓リノベ事業:最大200万円
  • 給湯省エネ事業:最大15万円
  • 長期優良リフォーム推進事業:最大250万円(2023年1月31日まで申請可能)
  • 各自治体の補助金:自治体によって異なる​1​。

特に、先進的窓リノベ事業は窓のリノベーションに注目した補助金で、2023年4月時点での交付申請金額は約138億7千万円となっています​2​。

ただし、補助金申請額には予算が設定されており、上限に達すると早期締め切りになる可能性があり

ます。

各種補助金を利用して、リノベーションしたいと考えている方は、早めの着手をオススメしています。

住宅ローン控除とその手続き

次に、住宅ローン控除について詳しく見ていきましょう。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを返済する際に支払う利息を所得から控除できるという制度です。

これは国が家を持つことを奨励するために提供しているもので、中古住宅のリノベーションにも適用可能です​1​。

住宅ローン控除制度は2022年度の税制改正により大きく変わりました。

中古住宅やリノベーションの場合、控除期間は10年間で、控除率は7%となります。

借入限度額は2000万円で、最大控除額は14万円/年となります。

ただし、「質の高い住宅」に対する優遇措置があり、借入限度額は住宅の質に応じて最大で3000万円まで上がります​1​。

住宅ローン減税を受けるためには、定められた要件を満たす必要があります。

所得が2000万円以下で、借入金の償還期間が10年以上、床面積が50平方メートル以上(所得1000万円以下の世帯は40平方メートル以上)であることなどが要件になっています。

中古住宅の場合は、さらに「新耐震基準」を満たした建物であることが要件となっています。

おわりに

中古住宅のリノベーションについて、そのためのローン控除と補助金について解説してきました。

中古住宅×リノベーションで、あなたが思い描く理想の住まいを具現化するためには、それを支える「お金」の仕組みを理解することも、とても大切です。

しかし、これらの制度は、定期的に改訂されることもあるため、常に最新の情報をチェックしておくことが必要です。

また、複雑な制度を理解し活用するためには専門家に相談することをお勧めします。

クラスカハウスでは、物件探しのご相談だけでなく、資金計画や、税控除や補助金利用のサポートまで一貫してご対応させて頂きます。

是非お気軽にご相談くださいませ!